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願立寺

城端地域北野地区にある寺。浄土真宗大谷派。本尊は阿弥陀如来。開基了道は、もと越前細呂木出身の武士で、たまたま石山合戦(1570~80)に本願寺側の軍卒として参加していたが、本願寺法主の法縁により法名了道を賜ったという。天正六年(1578)に、北野に至って道場を建てたようである。明治四十三年(1910)三月二十六日北野大火により焼失。本尊・過去帳の一部・欄間一枚が焼失から免れた。昭和四十三年(1968)九月に広瀬舘村妙敬寺の本堂を譲り受け再建した。平成六年(1994)年十月、本堂を新築した。庫裏も焼失したが、後に建立。

出典

・城端町史編纂委員会編『城端町史』1959年・城端町教育委員会『城端町寺社調査報告書』2005年

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