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城国寺

城端東下地区にある寺。曹洞宗。本尊は釈迦牟尼仏。江戸時代慶安のころ、加賀藩主が町勢建て直しを行った際、町民は火難を逃れ、鬼門として忌み嫌っている丑寅(北東)に一宇を建立して火厄を免れようとした。その年の検地で、町民は寺屋敷境内地を寄進して、今石動愛宕町永伝寺五世の弟子需察和尚を招き、釈迦如来を本尊として創立したのが城国寺の始まりとされている。鬼門塞ぎの寺として言い伝えられている。境内に芭蕉塚(宝暦12年建立・町指定文化財)がある。

出典

・城端町史編纂委員会編『城端町史』1959年・城端町教育委員会『城端町寺社調査報告書』2005年

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