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宗林寺

城端東上地区にある寺。浄土真宗大谷派。本尊は阿弥陀如来。文禄四年(1595)八月、井波瑞泉寺第八世住職玄良(准秀)によって開かれた。寺号を瑞泉寺と称した。慶長十八年(1613)に井波瑞泉寺が再建されると、井波と同寺号であるということから、西門主の命により宗林寺と名を改めた。慶安二年(1649)、井波が東方に転派すると、宗林寺も同調したが、転・不転の門徒が対立し、たまたま本堂再建のために集められていた木材の争奪が行われ、その結果、東町に東西二派の寺(宗林寺と瑞泉寺)が建てられることになった。三世損秀のとき、木仏本尊、山号が改めて下付された。

出典

・城端町史編纂委員会編『城端町史』1959年・城端町教育委員会『城端町寺社調査報告書』2005年

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