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恵林寺

城端西上地区にある寺。浄土真宗大谷派。本尊は阿弥陀如来。善徳寺列座五か寺。開基は好信。永和二年三月、砺波郡嫁兼村に一宇を建立し、教念寺と号した。第九代行西の時、兄弟相分れ、兄宗円は本願寺第十二世教如に帰依し、城端に一宇を創立して恵林寺と称した。昭和三十一年(1956)六月、本堂を解体し近代洋風建築に改築した。当地方の最初の洋式寺院とされる。東本願寺初代の遣英留学生で、阿弥陀経の英訳を行ったといわれる学僧笠原研寿はこの寺の出である。

出典

・城端町史編纂委員会編『城端町史』1959年・城端町教育委員会『城端町寺社調査報告書』2005年

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