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和楽

城端曳山の屋台囃に関連するもの。三味線・太鼓・笛を伴奏する。この特殊な音楽は、曳山祭の始まった享保年間から行われ、代々指導者的芸達者がいたが、名が残る者はいない。明治に入り、最も傑出したのは荒木友吉である。明治十三年に生まれ、昭和十三年五十九歳で病死するまで、三味線や笛を指導し、優秀な門下生を育成した。それらの門下生が各町内へ帰って、その町の囃を教えた。

出典

城端町史編纂委員会編『城端町史』1959年

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