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城端曳山祭(じょうはなひきやままつり)

城端神明宮の春季祭礼。5月4日(かつては5月14日)が宵祭、5月5日(かつては5月15日)が本祭。宵祭では、城端神明宮から御旅所に神明・八幡・春日の3基の神輿が移され、各町の曳山と庵屋台は各町の目抜き通りでライトアップされる。曳山の上に飾られる御神像は「山宿」となった民家の座敷に飾られ、「飾り山」として一般公開される。5日の本祭りでは、3基の神輿が露払い役の獅子舞・剱鉾・傘鉾に先導されて各町を巡行し、そのあとを6基の庵屋台と曳山が練り歩く。庵屋台の中には山町各町の若連中が入り、庵唄が披露される。

城端曳山祭には、城端神明宮の氏子である西上町・西下町・東上町・東下町・出丸町・大工町・新町・野下町・南町の9町が参加する。そのうち、西上町・西下町・東上町・東下町・出丸町・大工町の6町は、曳山と庵屋台を持っており、「山町」と呼ばれている。

出典

・安カ川恵子「城端曳山祭―男たちの熱い思い」阿南透・藤本武編『富山の祭り―町・人・季節輝く』

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