院林 日吉社
- 福野
- 神社
福野地域・院林地区にある神社。祭神は大山咋命(おおやまくいのかみ)・天照皇大神・山王権現。
院林郷の総社として崇敬され、天台宗の盛んであったころ勧請したといわれる。言い伝えによると、南北朝のころ、おまつという老婆の夢枕に「十四夜の月のように照り輝くものだが、いま柳の下にかくれているから出してくれ」というお告げがあった。その老婆の発見したものが山王七社の種字を書いた杉材の掛け仏で、今も御神体である。文政九年(1826)五月に社殿ができた。
出典
・福野町史編纂委員会編『福野町史』1964年
・福野町教育委員会『福野町寺社調査報告書』2000年
この記事に間違いがありましたら、修正フォームよりご連絡ください。