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石田 立山社

福野地域・石田地区にある神社。祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)。

創建年代は明らかではない。宝暦九年(1759)神社改書上帳に、井口村千手院分として「熊野権現 石田村氏神」と記載されているのが現存する社殿では最も古い記録と思われる。明治四十二年(1909)、東石田村に鎮座していた村社立山社は維持が困難になったため、古来現在地に鎮座の村社「立山社」に合祀された。幣殿・拝殿は明治二十九年(1896)七月二十日に建てられた(このことは平成九年、拝殿の天井裏より見つかった棟札で再確認されている)。本殿は明治四十三年(1910)の改築である。

出典

・福野町史編纂委員会編『福野町史』1964年
・福野町教育委員会『福野町寺社調査報告書』2000年

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