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坂上正秋

彫刻家。大正元年(1912)、荒木町生まれ。東京美術学校彫刻科在学中より、高畠大夢に師事。昭和十二年日中事変に応召して中国に転戦したが、十四年に帰還した。戦陣で病んだマラリアに苦しみながら、上京して制作にうちこんだ。戦況が熾烈になるにしたがって再び軍属として富山憲兵隊に勤務した。昭和二十年(1945)八月二日の富山市空襲のときに殉職、三十四歳の若さで生涯を閉じた。

作品:「少女の首」「習作」など

出典

福光町史編纂委員会編『福光町史 上巻・下巻』1971年

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