東東寅
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画人。東寅は、天保十年(1839)に没した有名な法眼、東東洋の子である。父の東洋は狩野家で育ったが、のちに狩野家を去り、丸山応挙や池大雅に学んだ。東寅も四条派に優れていた。『西涯翁夜話』によると、この東寅は下幅の僧、円海方(清水庵)を訪れ、長らくここに寄寓したという。円海方の壁画や中邨林造家の襖画が傑作であったといわれる。
出典
福光町史編纂委員会編『福光町史 上巻・下巻』1971年
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画人。東寅は、天保十年(1839)に没した有名な法眼、東東洋の子である。父の東洋は狩野家で育ったが、のちに狩野家を去り、丸山応挙や池大雅に学んだ。東寅も四条派に優れていた。『西涯翁夜話』によると、この東寅は下幅の僧、円海方(清水庵)を訪れ、長らくここに寄寓したという。円海方の壁画や中邨林造家の襖画が傑作であったといわれる。
福光町史編纂委員会編『福光町史 上巻・下巻』1971年
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