池田 熊野社
- 井口
- 神社
井口地域池田地区にある神社。祭神として、伊弉諾尊・伊弉再尊の二神が祀られている旧村社である。明治元年改の組方覚帳（川辺家文書）には蔵王権現と住吉大明神宮の二社が池田村にある。本殿北東側にある境内社の住吉社は、明治末年に現在地に遷座した。境内の住吉社の祭事は、熊野社の秋季祭礼の十一月五日に同時に行われている。社殿内には一〇枚の絵馬が掲げてあり、文政八年（１８２５）の年号がある「森清 斉写」が一番古く、「嘉永四年（１８５１）辛亥春願主源七」「明治十二年己卯五月」「明治十三年三月中旬」と年紀を判読できる絵馬がある。
出典
井口村史編纂委員会編『井口村史 上巻・下巻』１９９５年
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