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井口 神明宮

井口地区にある神社。祭神は天照皇大神で、地区内にあった八幡社と住吉社を合祀し、誉田別命・天児屋根命も祀る。井口郷十一か村の郷社として崇敬されてきた。神明宮の境内には、地区の字斉藤嶋(俗称ハチマンドウ)から移されたとする板碑と、それを安置する木造の小堂がある。また、境内にある高さ180センチの忠魂碑上部の部分は、小学校から戦後移された。明治四十三年(一九一〇)の北野村細野(城端)の大火で、社殿は類焼した。翌四十四年、拝殿、幣殿が再建された。春は三月二十日、秋は十一月六日に祭礼が行われ、井口村内では唯一の獅子舞が奉納されている。

出典

井口村史編纂委員会編『井口村史 上巻・下巻』1995年

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