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坂上赤谷遺跡(さかうえあかだにいせき)

利賀地域にある遺跡。利賀川右岸の緩傾斜地、標高は海抜約530メートルに位置する。利賀川に合流する小悪瀬川の上流約300メートルのところである。明治末期の水田開墾時に遺物が発見されており、縄文土器、打製石斧、磨製石斧、敲石とともに勾玉が出土している。この勾玉はヒスイ製であり、頭部に溝が彫られておりあたかも胎児を思わせる造形となっている。現地調査が行われ、遺物は西勝寺に保管されている。

出典

利賀村史編纂委員会編『利賀村史1~3』2004年

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