岩渕久保平遺跡（いわぶちくぼひらいせき）
- 利賀
- 史跡
利賀地域にある遺跡。利賀川右岸の緩斜地、現在の岩渕集落の西方、県道利賀河合線を跨いで遺跡は存在。標高は海抜約500メートル、庄川との合流点からは１０．５キロメートルに位置する。明治末期の水田開発に伴い、縄文土器・打製石斧・磨製石器・磨製石斧・高支石・石冠・環状石斧・三頭石斧・石棒・石槌などの遺物が発見された。県内遺跡でも三頭石斧は出土例が少ない。現在でも県道に面した水田の畦畔などで縄文土器を表採できる。
出典
利賀村史編纂委員会編『利賀村史１～３』２００４年
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