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相倉西方道場

平地域相倉地区にある道場。浄土真宗本願寺派。伝承では元禄7年(1694)9月14日付の木仏尊形を、東山家別室に安置し拝んでいた。安政の頃、東方道場が建立され、その古い内陣を貰い受けて道場を建てたとされる。一つの村落に東方と西方の両道場があるのは、有力な本寺があってのことであろうが、門徒にも有力者がいたからであろう。法宝物として阿弥陀如来木像がある。裏書はないが、前記日付の木像を寂如上人より頂戴したと伝える。

出典

平村史編纂委員会編『越中五箇山 平村史 上巻・下巻』1985年

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