下出道場
- 平
- 寺院
平地域下出地区にある道場。浄土真宗本願寺派。伝承によれば、もとは禅宗の寺であったが、今から四百年程前に真宗に帰依したものという。境内には桜・いちょうの古木や当時からの古い踏石が残っている。近くに経塚があるが、転宗のとき仏具や経文を埋めた塚といわれ、そこにあった梵字を彫った石塔が保存されている。法宝物として阿弥陀如来木像一体などがある。
出典
平村史編纂委員会編『越中五箇山 平村史 上巻・下巻』1985年
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