報恩講(ほうおんこう)
- 信仰
- まつり・行事
浄土真宗における講の一つで、家レベルで行うもの。各家、年1回集まる。冬ごもりの準備も一段落する11月中頃から12月にかけて、家ごとに営まれる。親類縁者を呼び、道場のボンサマ(お坊さん)に来てもらい、みんなで読経し、説法を聞いた後に、御膳を出して賄う。朱塗りの御膳には、この日のためにとっておいた一番出来の良い野菜や山菜を使った心のこもった料理が並べられる。
出典
平村史編纂委員会編『越中五箇山 平村史 上巻・下巻』1985年
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