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浄土真宗における講は、信仰面においても組織面においても中心をなすものである。五箇山は浄土真宗一色であるので、社会生活の中で講行事の果たす役割は大きい。講には、集まる範囲によっていくつかの段階がある。家レベルでは各家年一回の報恩講を行う。村レベルでは道場での毎月両度のオコサマ(お講様)、それに各家が順に宿をするオコブツサマ(お講仏様)がある。いくつかの村にまたがる広域の講もある。

出典

平村史編纂委員会編『越中五箇山 平村史 上巻・下巻』1985年

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