NANTO Wiki

東耀山【東下町の曳山】(とうようやま)

東耀山【東下町の曳山】の画像
サムネイル

城端曳山祭にて登場する、東下町の曳山。福寿山とも呼ばれている。”大黒天像”を安置している。曳山の原作は享保年間で、その後の修繕・増補によって形態・構造が拡充された。
構造は輻車(やぐるま)の車輪、前後唐破風の屋根で、高さは5.54メートル。天井に格(ごう)天井の手法を用いているのはこの曳山だけで、格縁に16弁の菊紋金具が打ってある。装飾は大黒天にちなんで、宝珠・宝くずしなどの文様が多く見られる。見返し(後屏)の”陶淵明・酴醿漉釃図(とうえんめい・とびろくしのず)”の高肉レリーフは、2代目荒木和助の作。

出典

・城端曳山祭保存会『城端神明宮祭の曳山行事』2017年

SNSでシェアする

この記事に間違いがありましたら、修正フォームよりご連絡ください。

NANTO Wiki 一覧
ページトップ