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唐子山【出丸町の曳山】(からこやま)

唐子山【出丸町の曳山】の画像
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城端曳山祭にて登場する、出丸町の曳山。”布袋像”を安置している。曳山の原作は享保5年(1720)で、高砂山と称され”尉と姥”を安置していたが、宝暦12年(1762)布袋山に改められ、さらに唐子山と称されるようになったと伝えられている。
構造は板車の車輪、前後唐破風の屋根、平天井で、高さは6.27メートル。彫刻、金具などの装飾は唐子遊び・宝くずしなどの文様が多く見られる。見返し(後屏)の”司馬温公瓶割の図(しばおんこうかめわりのず)”は一位材白木彫りの高肉レリーフで、明治45年(1912)に作られた。

出典

・城端曳山祭保存会『城端神明宮祭の曳山行事』2017年

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