11月11日(土)、石川県金沢市で行われた「デジタルアーカイブ学会 第8回研究大会」にて、南砺市が運営するホームページ「南砺市文化芸術アーカイブズ」が第5回学会賞 実践賞を受賞しました。この賞は日本のデジタルアーカイブの普及や発展に貢献した団体・個人に贈られ、市民とともに地域の文化資源を世界に発信しようとする取り組みが評価されました。
当ホームページは南砺市の文化芸術に関する情報を一元化して紹介しています。文化財や獅子舞の情報、市内で開催されるイベント情報等様々な情報を知ることができます。また、更新用IDを持つことで、どなたでも情報の追加や発信を行うことができます。また、今後は市内で撮影された昔の写真を保存・公開する機能を追加予定です。ぜひご活用ください!
【受賞理由】
南砺市は、富山県南西部の8町村が合併して2004年に成立した。それぞれの地域に独自の文化と暮らしが遺されている。これら文化・芸術に関する情報を一元化して公開し、住民の文化・芸術への理解を促すために「南砺市文化芸術アーカイブズ」が整備された。住民自身が情報の追加や更新、画像や映像の提供を行える仕組みを整えるとともに、内外からの協力者を募集するツールをも目指している。また、掲載記事のCSVデータをオープンデータとして公開している点も注目される。
限られた条件のなかで、地域の文化資源を世界に発信しようとする営みを高く評価し、実践賞を授与する。
デジタルアーカイブ学会HP:https://digitalarchivejapan.org/