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2022/01/24
1.事業趣旨
次代を担う子供たちに対して、茶道、華道、和装、囲碁、将棋などの伝統文化等を体験できる機会を提供することにより、伝統文化等を継承・発展させるとともに、子供たちの豊かな人間性の涵養を図ることを目的としています。コロナ禍において子供たちの様々な活動機会が減少する中,地方公共団体や関係団体が一体となって,より多くの子供たちに対して伝統文化等の体験機会を提供します。
以下の(1)(2)(3)(4)のいずれかの事業者とします。
(1)地方公共団体
(2)地方公共団体が中核として参画し,その他関係団体等で構成され,委託事業を実施するために必要な運営上の基盤を有する以下の要件を満たす伝統文化等の振興等を目的とする実行委員会
(3)伝統文化等の振興等を目的とする委託事業を実施するために必要な運営上の基盤を有する以下の要件を満たす団体(一般社団法人,一般財団法人,公益社団法人,公益財団法人,特定非営利活動法人を含む。)
※本件に応募・実施する事業については,必ず,地方公共団体等と共催等連携すること。
(4)地方公共団体の施設を管理する指定管理者
※本件に応募・実施する事業については,指定管理している文化施設等で実施すること。
(1)対象となる事業
我が国又は地域の伝統文化等を子供たちが体験するとともに,当該伝統文化等の歴史や内容等についても理解することができる取組を対象とします。
なお,教員が,伝統文化等に関する知見を授業等で活用したり,学校独自の新たな取組を創出していくことができるよう,希望する小学校,中学校及び特別支援学校の教員に対して,伝統文化等に関する基本的な知識の習得や体験をする機会を設ける取組も対象とします。
(2)事業の対象期間
令和4年5月以降(予定)~令和5年2月28日
※契約期間外に,実施したものについては,事業対象外となります。
(3)対象分野例
本事業で対象とする伝統文化等の例としては,茶道,華道,邦楽,日本舞踊,国民娯楽(囲碁,将棋等),郷土料理等が対象となります。
(4)要望額の上限(事業対象経費の上限額)
1事業につき,30,000,000円を上限とします。また,広域的あるいは,多彩な分野や場所等で大規模に実施する事業については,50,000,000円を上限とします。
なお,採択額は予算の範囲内で決定します。
(5)参加対象者
原則,小学校1年生から中学校3年生を対象とします。
なお,就学前の幼児や高校生も参加できる教室内容であれば,幼児や高校生の参加も可能です。
※子供とともにその保護者の参加も可能ですが,保護者の参加は必須ではありません。また,地域の高齢者や地元の学校の教員等の参加も可能です。