【城端曳山会館】市指定有形文化財「渾天儀」展示
市指定有形文化財「渾天儀(こんてんぎ)」の展示が始まりました。
渾天儀は、天体の位置や運行等を観測する機器として、
中国やギリシャ等で用いられて以来、望遠鏡による天体観測が進むまで、盛んに用いられてきました。
この渾天儀は、文化9年(1812年)、八代小原治五右衛門一白(いっぱく)によって、
制作されたものです。
一白は、天文学者の西村太冲(にしむらたちゅう)を友として天文学に通じたとされており、
この渾天儀も、太冲の指導のもとで制作された、と言われています。
このたび、約20年ぶりに、城端曳山会館で展示することになりました。
<出典>
城端町教育委員会(2001)『じょうはなの文化財』
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城端曳山会館
〒939-1864
富山県南砺市城端579-3
TEL:0763-62-2165
開館時間:09~17時
休館日:年末年始(12月29日~01月03日)