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歴史の道百選の追加選定(福光地域)について

2019/12/18

福光お知らせ
歴史の道百選の追加選定(福光地域)についての画像
令和元年10月29日に南砺市、小矢部市および金沢市にまたがってのこる越中国と加賀国を結ぶ3本の古道が一括で「歴史の道百選」に追加選定されました。

今回の追加選定で歴史の道百選は114か所、富山県では4か所となります。

 

〇名称

田近越・小原越・二俣越(朴坂越・三ノ坂越)【石川県金沢市-富山県南砺市・小矢部市】

※南砺市選定箇所は「二俣越」のうち朴坂越【南砺市坂本-朴坂峠(福光地域)】

歴史の道百選位置図

 

〇特徴

中世から続く加賀と越中を結ぶ道として知られ、戦国時代末期には道筋に山城が対峙するように築かれ佐々成政と前田利家による加越国境の攻防の緊張を伝える。小原越の一部は、国史跡「加越国境城跡群及び道」に指定されるなど、加賀と越中の歴史を知る上で欠かせない交通の要衝である。

※今回選定された朴坂越の古道は「朴坂峠」として南砺市文化財に指定されている。通称「殿様道」と呼ばれ、加賀十二代藩主前田斉泰が参勤交代の折にこの山路を越えたといわれている。

 

朴坂峠                  殿様道の説明板

 

〇「歴史の道百選」の今回追加選定件数  全国で36か所

 

〇参考 歴史の道百選とは

古くから文物や人々の交流の舞台となってきた古道・運河等を対象に、全国各地の優れた歴史の道を選定することで、地域の文化財への国民の関心と理解を深めることを目的に、都道府県の推薦を受け、平成8年11月1日に文化庁が78道を選定

うち富山県関係(3か所)

・北陸道-倶利伽羅峠越【富山県小矢部市-石川県津幡町】

・臼ヶ峰往来【富山県氷見市-石川県宝達志水町(旧志雄町)】

・石動山道 【富山県氷見市-石川県中能登町(旧鹿島町)】
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