ハングライダーでもするように、勢いよく緑の芝生を駆けおりた夏の風は井波の街へとゆっくりおりてゆく。椅子にもたれてぼんやりと長閑かな散居村の風景を眺めていると、いつのまにか戻ってきたさっきの風が街の様子を話してくれる。
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