ピエタ
- 1991年(第1回)
- その他


概要
名称 | ピエタ ぴえた |
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制作年 | 1991年(第1回) |
設置場所 | その他 |
制作者 | ヘンリック ボグダン ワグナー(ポーランド共和国) |
解説
ピエタは全キリスト教国、とりわけマリア信仰の強いポーランドで最もポピュラーな彫刻のテーマである。ピエタでは二体の像が彫られる。キリストの母マリアが十字 架から下ろされたばかりの、手の平に釘跡のある愛する息子を抱いている。その亡骸は、 屍がいつもそうであるように、変容している。この作品は古いポーランドの民衆芸術と緊密に絡まっていて、簡素で厳しい形になっている。嘆きのキリスト:幾何学的に近代化された形態を持つこの像では、キリストに付きもののバラの冠と嘆きの表情に強調が置かれている。古いポーランドの民衆芸術的スタイルで作られ、細部的にも一見して注目を引くようなところは無い。