文化芸術まつり

つごもり大市

つごもり大市の画像
サムネイル

概要

日程2月末日
場所南砺市 城端地域西町通り界隈

解説

2月末日に開催される「つごもり大市」。城端地域西町通りに様々な市が立ち並び、沢山の人が訪れます。
寛文元年(1661年)に始まったとされ、以来300年以上続いています。昔から城端は五箇山と経済的関係が深く、2月末日(五箇山では最近まで旧暦で正月をする風習がありました)には、五箇山の人が城端の取引先へ年賀の挨拶に来て一泊していました。町の宿元では、お酒を出して五箇山の人々をもてなしたり、芸者を呼んで大騒ぎをしたり、その人目を目当てに市が立てられるようになりました。御坊町・西町通りには露天の店が並び、東町通りに村から莚・縄などの藁工品を売りに来るので「むしろ市」とも呼ばれていました。藁工品の中には北野のふかぐつ、千福の草鞋、金戸のニゴ縄、是安の俵などの特産品もあり、農家が冬季の内仕事で作った製品を商売していました。しかし昭和の初め頃を境として、昔ながらの五箇山との取引関係は変貌し、藁工品の販売も減少し、つごもり大市の性格も商店の売り出し行事へと変わっていきました。(『城端町史』参照)

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