文化芸術まつり

井波別院瑞泉寺太子伝会&いなみ太子伝観光祭

井波別院瑞泉寺太子伝会&いなみ太子伝観光祭の画像
サムネイル
サムネイル1
サムネイル2
サムネイル3

概要

日程太子伝会:毎年7月21日~29日/観光祭:7月最終週
場所井波別院瑞泉寺

解説

古くから「信仰と木彫りのまち」である井波地域において、もっとも賑わうのが井波別院瑞泉寺の「太子伝会(たいしでんえ)」です。寺宝の虫干しを兼ねて行われ、聖徳太子の生涯を描いた八幅の絵伝を解説し遺徳を偲ぶ絵解きや、聖徳太子二歳像のご開扉などが行われる伝統行事です。
瑞泉寺12代目住職・応現院真照は弁才に優れており、毎年6月22日から7日間にわたって行われていた寺宝の虫干しの開帳の際に、聖徳太子の遺徳を偲ぶ八幅絵伝の解説を行ったとされます。これが太子伝会の始まりとされ、それ以降、絵伝の解説と聖徳太子二歳の尊像の開帳が毎年の恒例となりました。18世紀の初頭に始まり、今日まで300年近い歴史を持っています。(千秋謙治『井波 歴史のうねり600年』参照)
この太子伝会の期間にあわせて開催されるのが「いなみ太子伝観光祭」です。ノミを使って作品を仕上げる氷の彫刻や「木遣り踊り」(瑞泉寺山門を建てるため木材を運んだ際に歌われたもの)など、井波地域の伝統と文化にちなんだ催しが行われています。
2018年には、木彫刻のまち井波が「宮大工の鑿(のみ)一丁から生まれた木彫刻美術館・井波」として日本遺産に認定され、ますます注目が集まっています。

 

地図

お問い合わせ先

いなみ太子伝観光祭実行委員会(南砺市商工会井波事務所) TEL:0763-82-0184

SNSでシェアする

まつり 一覧
ページトップ