城端曳山祭
- 城端
- 春
概要
日程 | 毎年5月4日・5日 9:00~23:00頃まで(宵祭りの4日は夕方から) |
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場所 | 城端市街地一円 |
解説
城端曳山祭は城端を代表する祭りの一つであり、越中の小京都・城端の春を彩る、城端神明宮の祭礼です。精緻な彫りと塗りが施された6町の曳山が、御神像を乗せて町内を練り歩きます。精巧な「庵屋台」がそれぞれの曳山を先導し、その中では、笛、三味線の音色にのせて、江戸端唄の流れをくむ城端独特の「庵唄」が唄われます。平成28年には、この「城端神明宮祭の曳山行事」が、国内18府県33件の「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。
城端曳山祭は城端神明宮の神事であり、江戸時代中期から300年もの間続けられてきた歴史あるお祭りです。5月4日の宵祭りと5日の本祭りの二日間にわたって開催されます。4日の宵祭りでは、城端神明宮から御旅所に神明・八幡・春日の3基の神輿が移され、各町の曳山と庵屋台は各町の目抜き通りでライトアップされます。曳山の上には御神像とされる人形が飾られますが、宵祭りの晩にはこの御神像は「山宿」となった民家の座敷に飾られ、「飾り山」として一般公開されています。5日の本祭りでは、3基の神輿が露払い役の獅子舞・剱鉾・傘鉾に先導されて各町を巡行し、そのあとを6基の庵屋台と曳山が続きます。庵屋台の中には山町各町の若連中が入り、庵唄が披露されます。
城端曳山祭には、城端神明宮の氏子である西上町・西下町・東上町・東下町・出丸町・大工町・新町・野下町・南町の9町が参加します。そのうち、西上町・西下町・東上町・東下町・出丸町・大工町の6町は、曳山と庵屋台を持っており、「山町」と呼ばれています。
(安カ川恵子「城端曳山祭―男たちの熱い思い」阿南透・藤本武編『富山の祭り―町・人・季節輝く』参照)
地図
お問い合わせ先
南砺市観光協会 TEL 0763-62-1201