水月寺の江戸彼岸桜
- 城端
- 市指定
- 天然記念物


概要
名称 | 水月寺の江戸彼岸桜 すいげつじのえどひがんざくら |
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員数 | 1本 |
地域 | 城端 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 記念物 天然記念物 |
所在地 | 南砺市城端963 |
指定年月日 | 昭和63年12月7日 |
所有者 | 水月寺 |
解説
水月寺は明和8年(1771)創建、城端絹の開祖、畑氏の守護神の天満宮としても古くから町民に崇拝された。医王山を望む景勝の地で、西側斜面の地獄谷と寺内は昭和初期まで水月公園として親しまれて来た名残りを留めている。鳥居を通って境内に入ると本堂北側に目通り3.2メートル、樹高約20メートルのエドヒガンザクラがある。地上4メートルのところから枝が四方に張り出し、樹型、花色ともに見事な巨木である。近年当寺の西側斜面に当る地獄谷が急傾斜地としてコンクリート壁化され、環境の変化の為か樹冠部に枯枝が見られ、対策が必要とされる。
なお境内には周囲5メートルのケヤキ、3.8メートルのスギ、2.8メートルのウラシロガシなど、巨木が残っており歴史を物語っている。