猫池とその周辺
- 平
- 市指定
- 名勝・天然記念物
概要
| 名称 | 猫池とその周辺 ねこいけとそのしゅうへん |
|---|---|
| 地域 | 平 |
| 指定 | 市指定文化財 |
| 種類 | 記念物 名勝・天然記念物 |
| 所在地 | 南砺市高草嶺・夏焼二か村入会字洞口2-1 |
| 指定年月日 | 平成元年6月10日 |
| 所有者 | 南砺市 |
解説
猫池は昔、高草嶺のある家の猫が夜いなくなり、翌朝その足跡をたどって行くと、山の頂上にある池の中まで続いていたので、この猫が池の主になったという伝説があり、村民に親しまれてきた池である。
小谷山（標高1000メートル）の山頂近くにあり、東西40メートル、南北に60メートル、周囲およそ200メートル。成因は火口とみられ、水深は定かでない。また水の出入りする谷川がないので、水位は常に一定に保っている。
また池には、ツンドラ状の浮島があり、これは岸辺の根が広がって、池までのびたところで切れてしまい、浮かんでできたものされている。この浮島からは自然界の不思議をみることができる。
池の水質は弱酸性のため、フナしか生息していない。