次郎右衛門堂
- 福光
- 市指定
- 史跡
概要
名称 | 次郎右衛門堂 じろううえもんどう |
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地域 | 福光 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 記念物 史跡 |
所在地 | 南砺市立野原西646 |
指定年月日 | 平成7年2月1日 |
所有者 | 東太美地区 |
解説
初夏にはいちご狩りで賑わう立野原一帯。その南側に位置する土生新神明社内に次郎右衛門堂がある。石標には、応永13年(1406)10月、太政大臣関白伊東次郎右衛門がこの地で死去したと刻まれている。
伊東次郎右衛門は、南北朝時代に後醍醐天皇側につき、後醍醐天皇が亡くなった後、この地に定住し、太美郷、山田郷の開拓に貢献したと伝えられている。次郎右衛門の恩恵を受けた人々は、次郎右衛門の死後、この地にお堂を建て、功績を敬ったとされている。
明治32年、立野原一帯は国に買収され、陸軍の演習地として使用されましたが、このお堂は残り、今も地域の暮らしを見守っている。