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烏堂跡

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概要

名称烏堂跡
からすどうあと
員数1
地域福野
指定市指定文化財
種類記念物
史跡
所在地南砺市本江2730
指定年月日昭和53年6月27日
所有者本江地区

解説

かつて、庄川の氾濫によって砺波平野一帯が水浸しとなり、旧福野町の本江(ほんごう)付近で川舟の「烏丸」が難破した。その犠牲者慰霊のために祠が建てられ、烏堂と名づけられた。社地は舟形で、舳先にあたる所が北を向いているので下り舟であったと言われている。
のちに、この地に神明社が祀られ、うっそうと茂る社叢は、加賀藩の「御留(おとめ)林(ばやし)」(伐採指留林)に指定され、保護されてきたことが、文化五年(1808)の記録でわかる。しかし、明治八年(1885)7月の暴風でほとんどの木が倒れてしまったと言われている。
昭和五十年になって、最後に残ったスギの大木も枯れてしまい、現在は巨株を残すのみとなっている。

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