杉谷峠と大杉
- 井波
- 市指定
- 史跡

概要
| 名称 | 杉谷峠と大杉 すぎたにとうげとおおすぎ |
|---|---|
| 員数 | 1 |
| 地域 | 井波 |
| 指定 | 市指定文化財 |
| 種類 | 記念物 史跡 |
| 所在地 | 南砺市井波外四入会字大橋平 |
| 指定年月日 | 昭和41年7月1日 |
| 所有者 | 南砺市 |
解説
井波の町並みから閑乗寺高原を経て、南東の山中に入ったところに杉谷と言われるところがある。
この地は、瑞泉寺を開いた綽如上人が、浄土真宗の教えを広めるために最初に住んだところとされている。
杉谷峠は、井波と五箇山利賀谷との物資の交流の道としての役割を持っていた。江戸時代には、五箇山の経済を支えたまゆが運ばれ平地からの物資を五箇山へ運ぶ通り道として重要な役目を果たしてきた峠であった。
このように、宗教上でも、また経済上からも重要であった杉谷峠には、今日も大きくそびえる杉の木が、昔のようすをしのばせるように立っている。