善法寺法印の墓
- 福光
- 市指定
- 史跡
概要
名称 | 善法寺法印の墓 ぜんぽうじほういんのはか |
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地域 | 福光 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 記念物 史跡 |
所在地 | 南砺市岩安 |
指定年月日 | 昭和36年8月30日 |
所有者 | 岩安地区 |
解説
岩安集落の善法寺嶋に木造の祠があり、中には菩薩像を彫刻した板碑が一基祀られている。
この側面に、「善法寺法印之墓、文明二年四月二十日」とあり、岩清水八幡宮の社僧で蟹谷石黒荘内の雑掌(管理者)として、この地に下向していたことが分かる。
山城国岩清水八幡宮の文書には、「長禄三(1459)年十一月十日将軍足利義政が越中守畠山善就をして岩清水八幡宮領を雑掌善法寺法印阿子々丸に居所を安堵した」という記録がある。