土山御坊跡
- 福光
- 市指定
- 史跡
概要
名称 | 土山御坊跡 どやまごぼうあと |
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地域 | 福光 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 記念物 史跡 |
所在地 | 南砺市土山 |
指定年月日 | 昭和36年8月30日(平成18年11月28日に名称変更) |
所有者 | 土山地区 |
解説
古来、土山には砺波山で敗れた平家方の子孫が住んだという伝承がある。集落の一段高い丘を御峰と称し、ここに豪族杉浦万兵衛が住んでいた。文明初年に真宗本願寺八世蓮如が、ここを巡錫、土山御坊を起こし次男の蓮乘を住職とした。御坊はその後、高木場、安養寺を経て伏木に移り勝興寺として栄えている。
御坊跡には、蓮如が造作したという庭園が復元され、蓮如が植えたと伝えられる伽藍木が生育している。
また、土山御坊の近くには、天正11(1584)年の頃、佐々成政が築城したという御峰城(砦)跡がある。