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瑞泉寺

瑞泉寺の画像
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概要

名称瑞泉寺
ずいせんじ
員数1
地域井波
指定市指定文化財
種類記念物
史跡
所在地南砺市井波3050
指定年月日昭和30年7月
所有者瑞泉寺

解説

瑞泉寺は、明徳元(1390)年に本願寺五代綽如上人によって開かれた。
綽如上人は浄土真宗の教えを北陸地方に広めるために、井波の地がふさわしいと考え、後小松天皇の許しを得て、北陸の各地から寄付を集め、今の古城公園のあたりに寺を建てた。
この寺は、北陸の浄土真宗の信仰の中心として多くの信者を集め、大きな勢力をもっていた。しかし、16世紀には佐々成政の軍勢に攻められ、寺院は焼き払われてしまった。
兵火を逃れて城端町北野に移ったが、再び井波にもどり、現在の場所にお寺を復興した。現在の地に移った後も、何度も火災にあったが、そのたびに再建されている。
現在の本堂は、明治18(1885)年に再建されたもので、間口45.5m、奥行42.7mもあり、北陸地方の真宗木造建築の寺院としては、一番大きな建物である。
棟梁は、井波彫刻の松井角平恒弘や井波大工、井波の彫刻師が工事の中心となって完成した。
太子堂は、大正7(1918)年、井波建築、井波彫刻、井波塗師の優れた技を集めて再建された。大工134人の7年がかりの大工事であった。

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