下梨御巡幸の儀
- 平
- 市指定
- 無形民俗文化財
概要
名称 | 下梨御巡幸の儀 しもなしごじゅんこうのぎ |
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地域 | 平 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 民俗文化財 無形民俗文化財 |
所在地 | 南砺市下梨 |
指定年月日 | 平成13年12月18日 |
所有者 | 下梨地主神社氏子 |
解説
長い冬が終わると、五箇山地域の各地区では春の祭礼が行われる。そのなかで、下梨地区では、毎年4月23日に獅子舞を先導に神輿が巡行する「下梨御巡幸の儀」という祭礼が行われる。
祭礼は、まず22日夕刻に地主神社で神事が執り行われた後、神輿を輿堂から拝殿に運び、宮司が奥殿の氏神を奉持して神輿に遷す。その後、翌日の祭礼が始まるまでは、獅子方連中が寝ずの番をして神輿をお守りする。
翌23日には、獅子舞に先導された、神輿をはじめとする長い行列が地区内を渡御(とぎょ)する。
神輿が巡行する祭礼は、五箇山地方では唯一であり、貴重な祭礼である。