福野神明社春季祭礼曳山
- 福野
- 市指定
- 有形民俗文化財
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概要
名称 | 福野神明社春季祭礼曳山 ふくのしんめいしゃしゅんきさいれいひきやま |
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員数 | 4基 |
地域 | 福野 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 民俗文化財 有形民俗文化財 |
所在地 | 南砺市福野 |
指定年月日 | 平成16年2月13日 |
所有者 | 上町・七津屋、横町、浦町・辰巳町、新町曳山保存会 |
解説
福野神明社の春祭りは、5月1・2日の夜高祭が神迎えの宵祭り、3日が神輿と曳山の巡行する本祭である。
福野の曳山は、山蔵に残る古文書によると、少なくとも江戸時代の末期には曳き回されていたようだ。しかし、昭和14年の開戦により中断したままとなっていた。
長い間休止していた曳山は、傷みの激しい状態だったが、昭和48年に上町・七津屋が曳山を修理して復活させ、つづいて横町も再開した。この曳山は、地元の高い技術で製作された優秀な工芸品であり、曳山保存会などの設立によって保護体制も整えられたので指定された。
長い歳月を経て、4基が勢ぞろいする福野の曳山。それらは江戸の情緒をかもし出して各町内を練り歩き、当時の工芸技術の粋を現代に伝えている。