御物石器ほか2点
- 井波
- 市指定
- 考古資料
概要
名称 | 御物石器ほか2点 ごもつせっきほかにてん |
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員数 | 3 |
地域 | 井波 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 有形文化財 考古資料 |
所在地 | 南砺市高瀬291 |
指定年月日 | 平成10年2月26日 |
所有者 | 高瀬神社 |
解説
御物石器ほか2点は、出土地が不明であるが、明治以前から、高瀬神社の宝物として保管されている。
御物石器は、2500年前の縄文時代晩期中頃の製作である。長さ42.6cm、幅9.6cmあり、御物石器としてはわが国で最も大きいもので、お祭りに使われたとみられる。最終期の御物石器の特徴である沈線模様文入りで、細めの形状が北陸地方の特色を示している。
石鋸形石器は長さ15.6cm、幅5.6cmである。縄文時代晩期の石器で、柔らかい石材でできており、何に使われたかはよくわからない。石棒は縄文時代の中期以降に多く造られたお祭り用の石器である。長さは29.4cm、幅は3.4cmである。