五ヶ山両組草高免附百姓数品々帳
- 利賀
- 市指定
- 古文書
概要
名称 | 五ヶ山両組草高免附百姓数品々帳 ごかやまりょうぐみくさだかめんつきひゃくしょうすうしなじなちょう |
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員数 | 2 |
地域 | 利賀 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 有形文化財 古文書 |
所在地 | 南砺市利賀行政センター |
指定年月日 | 昭和61年11月1日 |
所有者 | 南砺市 |
解説
「利賀谷組三十七ヶ村草高免附百姓数品々帳」と「赤尾谷組三十三ヶ村草高免附百姓数品々帳」の両冊から成る。五箇山全村の百姓持高の移動が、天保10年(1839)から明治4年(1871)にわたって克明に記されており、藩政末期の経済変動を探る上で貴重な史料である。
藩政下、代々南大豆谷村の肝煎を勤め、明治期には戸長も勤めた高田家で保管されていた。藩政時代は十村が保管していたとみられるため、高田家が取得したのは明治4年(1871)以降と考えられるが、その間の事情は不明である。同家が婦中町に移住するにあたり、昭和43年に利賀村が譲り受けた。伏せんの剥離が著しかったため、昭和57年10月、利賀村教育委員会が補修した。