諸役人交代記
- 城端
- 市指定
- 古文書
概要
名称 | 諸役人交代記 しょやくにんこうたいき |
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員数 | 2冊 |
地域 | 城端 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 有形文化財 古文書 |
所在地 | 南砺市城端図書館 |
指定年月日 | 昭和60年10月9日 |
所有者 | 南砺市 |
解説
加賀藩は寛永10年(1633)に初めて今石動に町奉行を置いた。城端は、同13年(1636)宿並に仰付けられ、同14年(1637)から今石動町奉行配下に組み込まれた。射水郡の氷見も同17年(1640)には今石動奉行管轄となり、今石動城ヶ端氷見奉行と称することになった。
この諸役人交代記には、寛永13年(1636)吉田屋藤右衛門と島田七郎兵衛の両人が町肝煎を、寛文5年(1665)に黒田屋与次衛ほか4名が町年寄に就役するなど、明治3年(1870)まで236年間にわたる記録で、文久2年(1862)壬戌3月に新しく書写されたものである。
その内容をみると、町人に課せられた諸役は53役種、就役人数は866人であることがわかる。