庵屋台
- 城端
- 市指定
- 工芸品
概要
名称 | 庵屋台 いおりやたい |
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員数 | 1台 |
地域 | 城端 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 有形文化財 工芸品 |
所在地 | 南砺市城端1668 |
指定年月日 | 昭和54年4月9日 |
所有者 | 城端神明宮 |
解説
文化・文政年間(1804~1829)に作られたもので作者は不明。以前、西上町が所有していた庵屋台で、塗師は8代小原治五右衛門一白で城端塗の傑作である。
黒漆の枠を組んで「重」と称し、この重組の中に囃方がはいる。重の上には庵が乗る。庵は2棟からなるものが多く、この庵も本屋と離れを渡り廊下でつなぎ、芝垣を巡らして庭を配するなど、天井の箔地絵画や高欄、重の欄間、いずれも精巧さと風流を凝らして作られた数寄屋造りの模型である。
一時期、砺波市に譲ったが、その後再び戻り、郷土の特色ある文化遺産として神明宮に保存されている。