城端焼水差
- 城端
- 市指定
- 工芸品
概要
名称 | 城端焼水差 じょうはなやきみずさし |
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員数 | 1点 |
地域 | 城端 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 有形文化財 工芸品 |
所在地 | 南砺市城端曳山会館 |
指定年月日 | 昭和49年4月9日 |
所有者 | 南砺市 |
解説
作品は、明和時代(1764~1771)のもので、作者は、初代唐津屋和助(荒木和助)、城端焼の代表作とされている。
城端焼は唐津屋和助(荒木直暢・五牛)によって創始された。和助は享保19年(1734)東下町、紺屋庄右衛門(荒木)の3男として生まれる。京都において清水焼の製陶を修業、明和8年(1771)に帰郷して新町に居宅、窯場を設けて、楽焼・城端焼を創始したといわれる。
天明元年(1781)年には藩の援助を得て、金沢卯辰山中にて毘沙門山窯を築き作陶、しばしば藩公からの用命もあった。その後、城端に戻ってからは絵画・彫刻などを中心にし、作陶は行わなかったようだ。作陶は長男の文蔵(2代目唐津屋和助・豊牛)に受け継がれたが、この代で断絶した。