教念寺本堂「欄間」
- 城端
- 市指定
- 彫刻
概要
名称 | 教念寺本堂「欄間」 きょうねんじほんどう「らんま」 |
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員数 | 2面 |
地域 | 城端 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 有形文化財 彫刻 |
所在地 | 南砺市城端369 |
指定年月日 | 昭和62年10月7日 |
所有者 | 教念寺 |
解説
この欄間は、教念寺本堂の内陣と外陣との間仕切りにある5枚のうち、両端にある2枚のものである。赤・白・緑などの彩色が施された菊の彫刻があり、『富山県の近世社寺建築』に「桃山時代の気風を残したもので文化財価値がある。」とされている。制作年代は不明であるが、当寺は、寛永19年(1642)に嫁兼村に建立され、慶安3年(1649)、現在地に移築された。『享保一二年寺社書上帳』に「此の寺慶安三年ニ建て申し候」とあり、この欄間は建立当時に制作されたものか、もしくは、よそから移設されたものと思われる。