木造十一面観世音菩薩立像
- 井波
- 市指定
- 彫刻
概要
名称 | 木造十一面観世音菩薩立像 もくぞうじゅういちめんかんぜおんぼさつりつぞう |
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員数 | 1 |
地域 | 井波 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 有形文化財 彫刻 |
所在地 | 南砺市井波3062 |
指定年月日 | 昭和55年12月10日 |
所有者 | 常永寺 |
解説
この十一面観世音菩薩は、ヒノキを材料として彫られた立像である。室町時代初期の仏像の特徴が残っていることから、仏像の特徴から、室町時代の始めから南北朝時代のころにつくられたものであるといわれている。
仏像の作者については明らかではない。なお、像の光背は、別の材料で作られており、着色などから後の時代に補修されたものと思われる。
この仏像は、曹洞宗の常永寺を開いた僧が、十六世紀の中頃現在の京都府宮津市で修行していたとき、海岸で拾い、寺の守り仏として安置してきたと伝えられている。