白孔雀
- 福光
- 市指定
- 絵画
概要
名称 | 白孔雀 しろくじゃく |
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員数 | 1 |
地域 | 福光 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 有形文化財 絵画 |
所在地 | 南砺市福光 |
指定年月日 | 昭和49年6月8日 |
所有者 | 福光宇佐八幡宮 |
解説
作者 石崎光瑤(本名 猪四一)は大正から昭和初期にかけて活躍した旧福光町出身の日本画家である。
石崎家は代々、加賀藩の十村役を務め、七代目 彦三郎の頃には筆頭十村も務めた名家だった。
光瑤は幼少期から金沢の琳派絵師 山本光一のもとで絵を学び、大正5年(1916)から6年(1917)にかけて画題を求めインドを旅行し、孔雀などの熱帯花鳥をよく描いた。大正7年(1918)、8年(1919)と連続で官展で特選を受賞し、大正11年(1922)の帝国美術展覧会では審査員として「白孔雀」を出品するとともに、郷里福光の宇佐八幡宮に「白孔雀」の絵馬を奉納した。本作は描かれてから百年近く経過しており、胡粉など絵の具の剥落が著しかったため、平成9年に剥離止めの修復が施された。