圓淨寺鐘楼堂
- 平
- 市指定
- 建造物
概要
名称 | 圓淨寺鐘楼堂 えんじょうじしょうろうどう |
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員数 | 1棟 |
地域 | 平 |
指定 | 市指定文化財 |
種類 | 有形文化財 建造物 |
所在地 | 南砺市上梨字家平758 |
指定年月日 | 平成元年6月10日 |
所有者 | 圓淨寺 |
解説
圓浄寺は、文政8年(1825)以来、小松本覚寺下上梨道場圓浄寺と称していたが、昭和20年(1945)寺号認許を受けた。棟札によれば、弘化3年(1846)の建立、棟梁は大窪村高木清五郎である。
形状、構造ともに江戸時代の寺院建築様式一流の基本をふまえており、床板張替え以外に修繕の跡はなく、保存状態もよくて原形をとどめている。
村内各道場は幕末期に寺院形式へと改造され、鐘楼堂の建立はほとんどなかったが、この上梨の門徒は浄財を集めて労役をいとわず、大窪大工の手による精巧な鐘楼堂を建立した。
造りが優れており、五箇山真宗史にとっても特記されるものである。