坂上の大杉
- 利賀
- 県指定
- 天然記念物
概要
名称 | 坂上の大杉 さかうえのおおすぎ |
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地域 | 利賀 |
指定 | 県指定文化財 |
種類 | 記念物 天然記念物 |
所在地 | 南砺市利賀村坂上731 八幡宮境内 |
指定年月日 | 昭和42年9月26日 |
所有者 | 八幡宮 |
解説
坂上八幡宮の境内、社殿に向かって右側に1際高くそびえている。根周り11メートル、目通り周り8.42メートル、地上6メートルで、径80センチの太い枝を南側に出す以外は、直幹で樹高40メートルに達する。樹齢約700年と推定され、内部は一部空洞化しているが、幹も枝も外周りはほとんど無傷で、いまなお旺盛な育成ぶりを示している。
昭和43年6月、落雷によって出火したが、空洞内側の腐蝕部分を燃焼して鎮火され、かえって防腐・防虫効果ともなって、樹勢を加えるようになった。富山県内では屈指の大杉で、植物学上の価値の高いものとされている。