梆谷の天然福寿草自生地
- 井口
- 県指定
- 天然記念物





概要
名称 | 梆谷の天然福寿草自生地 ほうたにのてんねんふくじゅそうじせいち |
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地域 | 井口 |
指定 | 県指定文化財 |
種類 | 記念物 天然記念物 |
所在地 | 南砺市川上中柳谷島 |
指定年月日 | 昭和40年1月1日 |
所有者 | 南砺市 |
解説
赤祖父山内の標高400メートルの斜面に福寿草が自生している。
福寿草は、キンポウゲ科の植物で別名「元旦草」や「長寿草」とも呼ばれており、昔から正月を飾るめでたい花として愛されてきた。雪解けとともにお椀型の華麗な黄色い花を咲かせる。
分布はシベリア東部から中国東部、樺太、日本列島、朝鮮半島などの広い地域であるが、その自生地は少なく、特に北陸では稀である。そのため、この自生地は植物学上貴重な資料である。
※許可なく採取を行った場合、富山県文化財保護条例第二八条及び第二九条の規定により罰金又は科料に処されることがあります。自生地は自然が与えてくれた貴重な宝物で、個人のものではなく共有の財産です。自然の姿を大切に見守りましょう。